脇汗を抑えるボトックス注射とは?

注射器の針先

 

近年、脇汗治療にボトックス注射(ボツリヌス注射)が注目を集めています。手術しなくても確実な効果が期待できる手軽さと、高い安全性も保証されているので人気があるんですね。では、ボトックス注射とはどんな治療法なのでしょうか?

 

こんな方法があったのか!脇汗を抑えるとっておき6つの方法とは?

 

そもそもボトックス注射って?

ボトックス注射はボツリヌス菌(食中毒の原因菌)が作り出す、ボツリヌストキシンという有効成分を局所に注射する治療法です。

 

世界80ヵ国以上で認められており、日本では多汗症治療、シワ取りやエラの矯正などの美容整形など、幅広く使用されているんですね。

 

以下の症状がある患者さんは医療保険の適応を受けることができます。

  • 重度の多汗症
  • 痙性斜頸(けいせいしゃけい)
  • 小児脳性まひによる下肢痙縮(けいしゅく)に伴う尖足(せんそく)
  • 脳卒中が原因の手足のつっぱり

以上にのような症状のある方が、医療保険の適応を受けることができ、これまでに10万人以上の方が治療を受けています。

ボトックス注射の脇汗に対しての効果とは?

ボトックス注射の効果は脇汗を抑えることです。

 

ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンを汗腺に注射すると、発汗を促す神経の働きをブロックしてくれるんですね。

 

その結果、汗を6〜7割程度は減少させることが可能とされます。

 

効果が継続するのは4〜6ヶ月

 

ただし、個人差が強いため、3ヶ月程度で効果が治まってしまう人もいれば、1年以上継続する人もいます。

 

注射するだけの治療方ですので、その日に帰宅できますし、当日のシャワーもOKです。

ボトックス注射に副作用はあるか?

ところで、「ボツリヌス菌(食中毒の原因菌)なんて注射して感染しない?」

 

とそんな不安があなたにはあるかもしれませんね。

 

ボトックス注射はあくまで、「ボツリヌス菌の有効成分」を注射する治療法です。

 

ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないので、感染してしまう心配はありません。

 

しかし、副作用がまったくないわけではありません。

 

以下のような副作用があることが報告されています。

  • 注射部位の痛みやはれ
  • 体のだるさ
  • 吐き気
  • 呼吸障害
  • 全身が赤くなる
  • けいれん
  • 物が飲み込みにくい

もし、注射後にこれらの症状が出たら、医師に相談してくださいね。

まとめ

・ボトックス注射とはボツリヌス菌の有効成分を注射する治療法。
世界各国で承認されており、日本でも様々な症状の治療法として使われている。

 

・ボトックス注射の効果は脇汗を抑えること。
汗を6〜7割程度は減少させることが可能で、個人差はあるが4〜6ヶ月効果が継続する。

 

・安全性の高いボトックス注射だが、副作用がないわけではない。
注射後に副作用を感じたらすぐに医師に相談すること。